一時、CMなどで給料の3か月分ともてはやされた高価な婚約指輪。当時の幸せな若い二人にはおよそ見当もつかないでしょうが、自分の寿命が尽きてこの世を去るときにはどれだけ大切でどれだけ高価な指輪でも、あの世へ持って行くことはできません。一緒に火葬してもらう事もできません。なぜなら、貴金属は窯を痛めてしまう為、火葬前に取り除かれてしまうのです。ではお墓に一緒に埋葬してもらうのはどうか、これも遺言がない限り実行はされません。盗難に遭う危険性があるからです。
婚約指輪や結婚指輪という、大切な相手から贈られた大切な品物は、多くの場合本人の意向を大切にしてくれる身内の女性、娘や嫁に贈呈されるようです。それでも、婚約指輪など貴金属の将来の行方は持ち主が自分で決定するものです。
死期を事前に悟ったならば現金に換えて最後の贅沢を、という人もいます。思い出の品が最後まで名実ともにその輝きを保ってくれることを願わずにはいられません。
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